グローバル・アクション・プログラム
ESDに関するグローバル・アクション・プログラム(GAP)は、ESDの取組みの推進・拡大を目指すもので、2015年以降のESD推進に大きく貢献するものと期待されています。
GAPの全体目標は、持続可能な開発を加速するために、教育・学習の全ての段階・分野で行動を起こし強化することにあります。
GAPには以下の二つの目的があります。
- 全ての人が知識、技能、価値観、態度を得る機会を持つために、教育・学習を再方向付けし、持続可能な開発に貢献し、実際に成果を上げるよう能力向上すること。
- 持続可能な開発を促進する全ての関連アジェンダ・プログラム・活動において、教育・学習の役割を強化すること。
GAPは、以下の5つの優先行動分野に焦点を合わせます。
- 政策的支援
- 教育・トレーニングの場に持続可能性の概念を取り入れる(機関包括型アプローチ)
- 教員やトレーナーの能力向上
- ユースの役割支援と動員
- 地域コミュニティや地方政府にコミュニティ・レベルのESDプログラム策定を推奨